突然、病気はやってきた・・・

 突然、病気はやってきた・・・

 あれは、ちょうど、今から半年前だった。
 いつものように、病院通いしている母が、血液検査の紙を私にみせながらこういった・・・。

 「先生が、どうしても、CRPが高いのだけど、原因がわからない
  いう。一度大学病院でもいって検査をしたほうがいいといって
  いるんだけど、どうおもう?」と聞いてきたのだ・・・。

 CRP・・・C-リアクティブ・プロテインの略で、炎症や組織細胞の破壊が起こると血清中に増加するたタンパク質のこと

 はなしをきいてみると、半年もこのCRPが高いので、主治医も
心配になったらしいのだ。そこで、主治医のいう通り大学病院を紹介してもらうことになった。
 しかし、大学病院は予約制で、かつ、予約がいっぱいだったので、整形外科的疾患ではないか。ということで、主治医は、まずは整形外科受診をすすめ、それでも異常がなかった大学病院に紹介状をかいてもらうということになった。

 それからちょうど2週間がたったころ、急に肩が痛くなり、近くの整形外科に受診した。そのときは、40肩という診断だった。
40肩というのは、肩関節が炎症を起こしている病気である、
確かにCRPも高くなる。その先生のいうことは正しい。

 しかし、どんぷくを服用しても痛みが治まらない。
 そこで、痛みどめの注射をしてもらったのだが、これもまた、
 一時しか、痛みをとることはできなかった。

 その整形外科医にほかの治療方法を聴いたのだが、その整形外科
医は、40肩だから、体操したら治るといわれ、それ以外の治療はなかった。
 いや、治療方法はあった。リハビリである。
 とはいえ、このリハビリ・・。あまりにも激痛をするということで、結果的に1回しかいっておらず、途中でおわった。

 私が住んでいる地域(名古屋市)は、たくさんの整形外科がある。そのため、少し離れたところに、リューマチ科もある整形外科に通うことになった。

 その整形外科は、まだ新しい。しかし、患者さんで常に混雑をしている。初診は1時間以上も待たされたのだ・・。
 そのときも最初は40肩だという診察もできるが、どうも、痛み具合が違うということで、内科でもらった血液検査を整形外科医にみせた。すると、おや?という。

 それは、血液検査でリューマチかどうかがわかる検査項目がある。関節リウマチ(RA:rheumatoid arthritis)の血液検査
で、これが異常がなかったのである。

 そのため、普通は、この値が高くないとリューマチとはいわないという。

 この整形外科医は、あることを母に聴いてきました。
 
 その内容とは・・・。

Bird(バード)の診断基準(1979年)という内容である。
例えば、
1.両側の肩の痛み、またはこわばり感はありますか?

母の場合は、これが尋常ではぐらいの痛さなので○

2.発症2週間以内でおきましたか?

 これは、2週間以上たっているとこたえた。

3.発症後初めての赤沈値が40 mm/h以上

 これはなかったので、× 

4.朝のこわばりが1時間以上続きますか?

 これは2時間ぐらいあったので○

5.65歳以上発症したか?

 母は、今年で66歳なので○

6.抑うつ症状もしくは体重減少はしたか?

 体重が確かに減少したので○

7.両側上腕の筋の圧痛はあるか?

 40肩といわれるぐらい圧痛があったので○

 以上 7項目のうち5つは○である。

 ちなみに、この7項目で3つ以上○があったら
 このリューマチ性多発性筋痛症という病気に該当する。

 とはいえ、これで病名がわかり、いざ、治療ということになるのだが・・・。
 
 治療方法は、いろんな方法があるが、わたしの母の場合は
 ステロイドを1日1回服用とどんぷくが処方された。

 これでよかったね。
 とおもった矢先・・・。
 薬を飲んでも、痛みがすぐに解放されるということはなかった。
 いや、これからつづく痛みとの闘いが始まる。

 しかし、このときはまだ、そのことはわからなったのである・・。

 朝がこなければいいのにへ続く
 

 これがまた、つらいつらい道のりが始まるのである。